◆認知症コールセンター開設 全都道府県、政令市に
「もしかして自分は認知症かも」「認知症の母を怒鳴りつけてしまった」−。認知症患者と家族らの不安や悩みの相談に無料で応じるコールセンターが、2009年度から全国の都道府県と政令市に順次、開設される。
厚生労働省は09年度関連予算に事業費約7億円を計上。5月中に各自治体に認知症相談専用コールセンターを設置するための要綱を通知し、今後場所の選定などを急ぐ。富山、高知など一部の自治体では4月から運営が始まっている。
コールセンターは認知症介護の経験者や医師ら専門家が、認知症に関する質問や介護方法への問い合わせに電話で応じ、専門の医療機関や支援団体なども紹介。運営は「週3日以上」「休日開設」との基本方針だ。
認知症は「人に知られたくない」などの思いから、行政窓口では相談しにくい傾向がある。これまで電話相談事業を行ってきた家族団体「認知症の人と家族の会」(京都市)によると、相談数は年1万件に上るという。
同会の高見国生代表理事は「顔も見られず、匿名で話せる電話相談に、行政が乗り出した意義は大きい。駆け込み寺のような存在として頼りにしてほしい」と話す。
同会は平日午前10時から午後3時、フリーダイヤル(0120)294456で受け付けている。
(47ニュース2009/5/5記事より抜粋)
2009年05月07日
この記事へのコメント
コメントを書く

